エモコ(里芋)
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山形名物「エモニカイ」(おらホではなまって芋煮会を意味する)のメイン材料となる里芋の栽培方法の紹介です。里芋の苗木はホームセンター1本150円前後と高価です。おらホでもこれまで苗木を購入して栽培していましたが、昨年から種芋から栽培して見事成功し、相応の成果を得ることが出来ました。

定植の準備
よく耕した地面に幅3〜4尺のマルチ(黒い農業用ビニール)を敷き、固定します。マルチの敷き方にはコツがありますが、おらホでは風のない早朝にしています。

定植時期

 
さすが山形名物「エモニカイ」の古里。昔で言う八百屋と称する所の殆どの店舗で購入することが出来ますが、店毎に仕入れルート
が違うようで当たりはずれもあるようです。 おらホでは4月末から八百屋、ホ
ームセンター店頭にナス、キュウリ等ともに種芋が並び始めます。これを買い求めて5月1日前後に定植しています。

定植の仕方
 @1畝中約60センチ間隔となるように15センチの深さとなるように穴開け器で穴を開けていきます。
 A@に水を注ぎます。
 B芽の出る方が上になるよう穴に置き、厚さ5センチくらいになるように周りの土で埋め固定します。
 C昨年は、20日前後で芽が出ました。


手入れ

 基本的にはほったらかしですが、乾燥には弱いようです。
肥料
 芽が出たら第1回目は市販の顆粒状合成肥料をパラパラとかけ周りの土を土を寄せています。(サクヅカゲ)
 20センチくらいになったら「尿素」「顆粒状合成肥料」をかけサクヅカゲ
茎落とし(茎の間引き)
 8月初旬頃芋の茎、葉が大きくなったら数本残し、残りの茎を間引き切り落とします。切り落とした茎、葉は茎の周りに置き土で埋めます。(肥料になる?昔からそうしています。)
マルチ撤去
 お盆頃になっったらマルチを撤去し、通気がよくなるようにしています。
ポイント
 遅霜の被害を避けるため、土を多めにかけ発芽が遅くなるようにしています。洪水には強いようです。


収穫
 9月中旬頃から収穫できました。適宜順次好きなところから収穫していますが、10月下旬には全部収穫し、冬に備え保存します。


調理

 
ナント言ってもエモニジル(芋煮汁)でしょう。納豆汁、けんちん汁の具にも最適です。イカとドッキングさせての煮っ転がしも結構いけます。
間隔60センチ程度にして仮置きの状態。畝幅1メートル程度。2019.05.03 9:15 穴開け機でマルチを穴を開け、芽が上になるようにして植え付け完了。2019.05.03 9:40
里芋順調に大きくなりました。雑草取りが待っています。2019.06.08 6:19
雑草が目立ってきました。2019.06.15 5:38 作業完了。小雨の中、約3時間の作業でした。2019.06.15 8:41
茎が赤い里芋。初めて植えてみました。根元のマルチを剥がし、鶏糞をかけて土寄せしました。2019.06.15 8:41 茎が緑の里芋。毎年植えている品種で、地元産です。2019.06.15 2016.06.15 8:42
これは酷い。サラリーもらっての半百姓では仕方ないと諦める。2019.08.10 5:51 まだ6時前なのに30度近い。暑い暑いと嘆きながらの雑草取り。2019.08.10 5:35
もう少し。2019.08.10 7:05 ようやく完了。マルチ剥がし終わりきっていません。2019.08.12 7:06

 
中間にカヤを立てて作業完了です。
2016.05.01 14:53  撮影
家庭菜園/減農薬/
山形村山おらホの百姓