おらホでは「キドイ」と表現しているが、ツンとくるあの一種独特な香りとシャキッとした歯触りが食欲をそそる作物である。
店頭では、1袋150円前後で売られている。 種は比較的大きいので見やすい。
種まき
蒔き方
@念入りに消石灰をまいた畑を1週間ほど放置しておきます。
A良く耕した地面に鍬で幅約30〜45センチ、深さ6センチメートル程度に、凹状の溝を掘ります。(筋蒔きでも構いません。)
Aうね幅は60センチ位。
B片手に種を持ち、数十センチの高さから指の間からこぼれ落ちるように手を振りながら蒔きます。
C両手に辺りの土を取り、拝むように土を揉みながらパラパラとかけます。土が薄すぎ ると種が地面から出て発芽しない場合もあるので、少し厚め(約1センチ位)に土を かけるようにしています。
発芽
1〜2週間程度で発芽しています。
ポイント
@溝の底はできるだけ平面にしています。凹凸のある所に種が蒔かれ土をかけると、かけられた土の厚さが一定でなくなり、発芽しなかったり、発芽が早いものと遅いものが出てアンバランスとなります。(どの作物にも共通しています。)
A密着しないように蒔くようにしています。厚く蒔くと間引きしなければならず、また、間引きしないとか細い春菊となり、収穫しづらくなります。チョットしたこつが必要です。
B連作していません。
手入れ
肥料
@3センチメートル位の若芽になったとき顆粒状合成肥料をパラパラッとに蒔いています。その時、若芽にぶつかるかどうか一々確認していられないので、アバウトに蒔いています。
後は1回程度です。
害虫対策
「キドイ」香りを嫌がっているのか、余り害虫はつかないようですし、野鳩も発芽したばかりの芽をつつかないようなのでおらホでは楽な方です。
収穫
適当な大きさの物から根本からポキッと折って収穫します。
料理
おひたしと鍋物でしょうか。 |