干しヒョウナ
水戻し煮クルミ豆腐あえ

夏おらホの畑は雑草の一種「ヒョウナ」がはびこります。ヒョウナはおひたしにして冷蔵庫で冷たくしてから洋辛子をつけると結構美味しく食すること出来ますので、雑草と思うなかれ。
しかしながら、ヒョウナは干して食べると酸味がだいぶ取れ、もっと美味しく食べられます。
ヒョウナと取ると言うことは畑の手入れにもなるし、タダで「作物」を取ることになるのです。

ヒョウナとヒョウナの干し方は別途写真で紹介

材料

1 干しヒョウナ(100グラム程度)
2 にんじん(適当に)
3 豆腐1丁
4 クルミ湯飲み茶碗1杯くらい。ゴマでも美味しいです。
  (クルミは市販のもので可。おらホでは畑の近くに野クルミが自生しているのでこれを広い厚めてトンカチでたたき割って実をほじくり返している。)
5 醤油、砂糖、調味料(少々)
 
作り方
ヒョウナ
1 干したヒョウナを水から煮て、5分間ほど沸騰させます。
2 1日程度水にさらします。
3 2をアク汁が出てこなくなるまでに十分に水洗いします。
4 3を水を切り、3センチ程度に食べやすい大きさに切ります。
4 醤油だけで水分がなくなるまで煮ます。(味はお好みに)
5 4を重しで水分がなくなるまで20分程度放置します。
豆腐
  重しをかけて水切りをしておきます。(20〜30分くらい)
にんじん
  適当な大きさきり茹で、水切りしておきます。(堅さはお好みに)
6 すり鉢にクルミを入れすります。
7 6に水切りした豆腐を入れすります。適度な柔らかさになったら砂糖入れます。これがソースとなります。
8 5.7.にんじんを混ぜ、よく絡めます。
  盛りつけしてできあがり〜。

ポイント
1 茹でたヒョウナはアク汁がなくなるまで良く水洗いをする。
2 4の醤油と7の砂糖のバランスは良くシミュレーションしてください。
3 ヒョウナ自体に酸味がありますので、好き嫌いがあると思います。少し長めに茹で、良く水洗いをすることで酸味をある程度取れると思います。
以下の写真全部2007.02.20-22撮影
水に浸しているヒョウナ
干したヒョウナ
醤油で煮たものを重しで水切り。重しは煉瓦を防水紙でくるんだものを利用。適度な重さとなる
クルミと豆腐をすりあわせ、砂糖で味を調える。光の関係で味噌みたいに写りました。
できあがり。正に田舎の精進料理です
家庭菜園/減農薬/
山形.村山おらホの百姓